印鑑は重要書類へのサインと共に押す必要がありますので、セキュリティ面についてもしっかりと考えておく必要があります。簡単に偽装できてしまうような印鑑だと、個人情報が流出してしまったり、印鑑や通帳などが盗難に遭ってしまったりすると、悪用されてしまう可能性がありますので注意しなければなりません。セキュリティを高めるためには、印鑑の文字を複雑にしておくのが一般的です。インキ浸透印や三文判などの場合は、全く同じ文字形で大量生産されているため危険性が高く、基本的には銀行印や実印として使用できません。
印鑑の文字に使用される書体は複雑なデザインで、悪用が難しくなっています。古印体や篆書体、印相体がよく使用されており、どの書体も偽装や複製することが難しいデザインです。印影デザイナーが在籍しているお店ならば、偽装が難しいデザインが提案されることになりますので安心です。
ネット通販にて購入する際には、印影デザイナーが在籍しているか否かに着目して、セキュリティ面も考慮した印鑑を購入するように心がけるのも良いでしょう。そして、実印と銀行印は1つずつしっかりとした印鑑を用意して、購入後は紛失しないように大切に保管してください。